愛の架けハシ

さて、わ、わたしはだれでしょう?

 

み、皆さん、、こ、こんにちは。

みなさんは、わ、わ、わたしを使えるようになったのは、おいくつですかね?

 

「たこめし」の写真

 

ちょ、ちょっと落ち着きますね...ふうぅ

緊張しいな性格でして...

 

わたしは...二本で一組の身体です。

生まれつきガリガリで...

初めてわたしを手に取った方は、き、きっと苦労されたかと思います。

 

最近のわたしたちの仲間達の中にはユニークなモノも居るようで、

くねくねしてるモノや、光るモノ、洗濯ばさみみたいなモノ。

レンゲさんや、フォークさんとコラボしてるモノもあるとか!?

さらに、眼鏡さんとコラボとか!?

発想は無限大ですね...(笑)

 

申し遅れました。わ、わたしは『箸(ハシ)』と申します。

 

箸(ハシ)の語源は、

「ハ」・・・物の両端

「シ」・・・物をつなぎ止める、固定する

この二つの言葉を組み合わせた「物と物をつなぎ止める」という説があるようです。

「箸」は「他の命と自分の命をつなぐもの」という説もあるようですね。

 

箸は「つなぐもの」として、神事に使われていたりと、

日本人の方はわたしを特別な思いをもって使われていたようですね。光栄です...


最後に。

わたしが以前聞いて、大変感銘を受けたお話を載せておきます。

 

【天国と地獄の箸】

 

「天国」と「地獄」では2メートルもあるとても長い箸でご飯を食べなければならない、という規則があります。

この箸は長すぎるので食べ物をつまんで自分の口へ運ぶのがとても難しいのです。


「地獄」の人々は、

この長い箸で、我先にと食べ物をつまんでなんとか自分の口へ入れようとします。

ですが箸が長すぎてどうしても口にはいりません。

そのうちにある人は誰か他の人の食べ物を奪おうとし、いたるところで喧嘩がおきるようになります。

またある人は規則をやぶって素手で食べようとします。

奪い合い、ルール違反ばかりの世界、まさに「地獄」です。


一方、

「天国」の人々は、

長い箸を使って自分の口へ食べ物を運ぶのではなく、他の人の口へ食べ物を運んであげるのです。

すると食べ物を食べさせてもらった人は、今度はお返しに食べ物をくれるのです。

人にあげると自分ももらえるのです。「地獄」とは全く違う世界です..... 

 

この話はとても深いですね。

是非、上の記事を詳しく読んでみてください。

外出自粛の世の中ですが、お互いに助け合えるところは助け合っていきましょう。



それでは、最後までご精読ありがとうございました。